阿仁かざはりファームが出来るまで

1.地区の問題点

阿仁吉田地域では、少子高齢化・人口減少に伴い後継者が不在となり営農継続は限界に近づいており、地区の問題点として下記の内容が挙げられています。

・小区画で未整理の田→作業効率の低下

・農道が狭い→機械のすれ違いが困難

・用排水路が土水路→毎年春の水不足、管理難

・排水不良に転作作物が困難→所得が見込めない

・高齢化や後継者不足→将来性の欠如による魅力不       足


2.阿仁地域・営農の未来のため

・現状を打開する為には、ほ場整備を実施し、

   法人化と法人への農地集積をすすめることにしました。

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※Q.ほ場整備とは?

  -A.耕地区画の整備、用排水路の整備、土層改良、農道の整備、耕地の集団化を実施することによって労働生産性の向上を図り、農村の環境条件を整備すること

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・米と高収益が望める転作作物との組合わせ

・法人経営にしてコストカット、所得の向上


3.阿仁かざはりファーム誕生

・平成20年4月、阿仁吉田地域有志により話し合いが行わ     れ同年12月、事業制度説明会を開催した。現在までの       経緯を年表として右記を記載します。

H20.4 有志の話し合い

H20.12 事業制度説明会

H21.2   吉田地区ほ場整備事業推進委員会設立

H21.11    仮同意書徴収・提出、北秋田市へ要望書提出

H21.12    吉田地区ほ場整備事業推進協議会準備委員会                        発足

H21 9~  先進地視察(湯沢市「やまだアグリサー

     ビス」青森県弘前市、西目屋村、黒石市など)

H23,7

H22.1      吉田地区ほ場整備事業推進協議会設立

H.22.10~

H.24.2 事業計画打ち合わせ、事業制度説明会の開催